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高校生を現役合格に導く

高校生を現役合格に導く、さまざまな予備校・塾があらわれるいっぽう、従来の予備校のいくつかも、現役生部門に前向きに力を入れ始めています。まず、大手予備校で、もっとも現役部門に力を注いでいるのは、河合塾でしょう。従来の、浪人、現役混合型の校舎設定から、現役部門のための校舎を、着実に増やしています。首都圏を中心に展開している、グリーンアカデミーがそれです。東京進出の拠点でもある駒場、さらに、池袋、立川、横浜、千葉などに、別校舎として設置されています。さらに、藤沢には、グリーンアカデミーが単体で進出しています。こうした現役生専用の校舎で展開される授業も、一年生段階から、こまかなレベル別に分かれており、基礎がために役立てられます。さらに、河合塾の生徒になると、全統模試が、種類によって無料もしくは割引になりますので、自分から進んで学習に取り組める人は、自分の位置の確認と、復習を怠らずに、おおいに利用し、励みにしたいものです。準大手予備校でも、現役生対象の講座を特徴づけているところは、多くあります。

中学受験を志している親子

中学受験を志している親子によく考えてもらいたいことがある。本当に、まわりが言っているように中学受験よりも高校受験の方が大変で難しいのか、ということを。何年か前にある新聞に、中学入試問題と高校入試問題の難しさについての記事が掲哉されていた。それによると、中学入試の場合、80%以上の学校で教科書の範囲を越えて出題されていたという。中学や高校レベルの問題すら出題されているので、小学生にとっては普通の受験勉強をやっていたのでは歯が立たないことは明らかだ。思考力を要する抽象的な問題に対応できるようになるのは十一歳ぐらいからだということが、発達心理学の分野でわかっている。ということは、小学6年生では、まだ抽象的な考え方ができない子どもも、かなりいると思って間違いないだろう。小学生の脳はまだ発達段階の途中なのに、かなり抽象度の高い難しい問題が解けるようにしなければならないのが現実である。このようなことを考えると、小学生に受験をさせるには、その子の発達程度をよほど考慮しないとだめだということになるだろう。

勘を働かせる

中高年の場合は、長年の経験があるために物事にいちいち感動しません。そのうえに勘を働かせれば、同じ仕事を続けているかぎりはある程度はいけるわけで、わざわざ勉強しなくても対応できる面があります。また、脳の前頭葉といわれる場所の老化が始まっていることも多く、自発性や感情機能が低下しているため、勉強に対して日常的に感度を磨いたり、アテンションを高める必要を感じたりしないケースが見られます。さらに、リストラなどへの不安があり、鬱状態にもなりやすいので、アテンションを高い水準に保つためには、なおさら条件が悪くなりますね。つまり、勉強という面では、生理的・肉体的な面で不利なだけでなく、社会的・経済的立場においてもストレスにさらされているというデメリットを負っています。